【株式超初心者向け】資産防衛は自分でやる【老後2000万円問題】

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株式投資歴30年の寒河江幹です。

ふりかえれば失敗の連続で一時的に儲かったり大負けしたりで収支はトントンだったような気がします。

 

「投資」と「トレード」は違う

恥ずかしい話ですが、言葉では知っていてもやっと去年末に腑に落ちたといいますか「あっ、そうだったのか」というのがわかったのが「投資」と「トレード」の違いでした。
私は投資家でしたから30年の歳月が経っています。勝てなかった理由は、投資家の視点で株式トレードをしていたからでした。

「投資」の視点 今まで行っていた銘柄選び

時代のせいもあったのかもしれません。私が、投資を始めた頃はバブル崩壊後の1993年。今から思えば、焼け野原だったんですね。
銀行や証券会社・保険会社などのファンドが自己資本を高めるために一斉に損切りをして損失確定をし終わったあとだったのです。
ですからちゃんと銘柄を選べば上がりました。
私は、これからはISDNの時代だと読んで「富士通」を800円ぐらいで5000株 つまり400万円ほど仕入れました。
そのまま保有して1200円ぐらいで売却。約200万円ほどを2年後ぐらいに確定しました。

当時からバフェットは有名でしたから、良い銘柄を長期保有が鉄則のようなものでしたから私も「富士通」株をそのまま持っていれば
5年後ぐらいには5000円まで上がったので(今で言う10バーガー)若くして一財産作れたかもしれません。

つまりその当時の株式投資の銘柄選びの視点は、その株の本来の価値を知るということです。
簡単に言うとその株が800円だとします。その株価は資産やこれからの市場に占める割合や増益予測などから計算され割り出され割安か割高かと判断されます。
割安と判断されたら「買う」という行為です。つまり、ファンダメンタルズ分析です。

短期トレードするのにはファンダメンタルズ分析は必要ない

トレード=株式売買には「市場心理」が入ってきます。それは、テクニカル分析と言ってファンダメンタルズ分析とは全然別のものなのです。
良い銘柄でも、市場が冷めていたら下落するし一気に上がらずダラダラ安値で放置されている場合も多いのです。
だからあえて言います、「短期」(1~10日ぐらい)のトレードにはファンダメンタルズ分析はいらないのです。
別の言い方をすると、ファンダメンタルズも市場の中に織り込まれているという方が適切かもしれません。

「四季報」はいらない

私はこれに長い間気づきませんでした。ファンダメンタルズ分析して市場に参入していたのです。ですから、「四季報」は欠かせないものでした。
今はっきり言えます。短期の株式トレードに「四季報」はいらない。

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